港は、単に物流や人流の結節点としてだけではなく、各種産業の生産拠点、エネルギーの供給拠点、観光・交流の場、環境保全空間、さらには災害時の防災拠点としての役割を果たすなど、人々の暮らしに欠かせない存在です。弊社は、全国でも数少ない港専門の建設コンサルタント会社として、港湾・漁港に関する調査、計画、数値解析、施設設計を通して、港のみならずその背後も含めた地域が抱える課題についてトータルで解決策をご提案致します。

漁港計画

漁港やその背後の漁村は、国民に良質な水産物を安定的に供給するという本来的機能の他、海難救助・防災・国境監視機能、生態系・景観の保全、交流・教育の場、伝統文化の継承・創造など、多面的な機能を有しています。一方、漁村は地理的条件が不利な地域に立地し過疎化が進行するとともに、水産資源・魚価の低迷、漁業者の減少・高齢化など、様々な問題を抱えています。また、消費者の魚離れや食に対する安全・安心に対する関心の高まりなど、食に対するニーズも変化しています。こうした状況の中、地域毎に異なる課題を地域の視点で丁寧に把握し、一つ一つ解決策を提示することにより、豊かで持続可能な漁村地域の形成を支援することが私たちの仕事です。

調査・設計

港湾・漁港の構造物設計には、計画で位置付けられた施設配置、及び数値解析により算定された設計条件に基づき安全な基本断面を決定する基本設計、基本断面を構成する各部材について構成部材の詳細諸元を決定する細部・詳細設計、工事実施に必要となる数量計算や図面作成を行う実施設計の3つのステージがあります。弊社は、国家プロジェクトの中核を為す施設を始めとして多数の港湾・漁港施設の設計業務に携わってきました。また、最近では港湾・漁港構造物の維持管理や長寿命化に向けた計画を策定するために必要となる基礎調査にも取り組んでいます。

港湾計画

前述のような様々な役割を有する港湾は、大企業から一事業者、地域住民から外国人観光客まで、様々な方が利用する重要なインフラストラクチャー(社会資本)と言えます。このため、過去~現在~将来にわたって背後地域や貿易相手国の特徴、物や人の流れ、立地産業や観光・交流の動向、自然環境の変遷、自然災害リスクなどをしっかりと見極め、一つひとつ特徴が異なる港湾を計画的により良い空間へと形づくることが私たちの仕事です。

数値解析

港湾・漁港は、その立地条件から、波浪・潮流・風等の様々な自然の外力の影響を受けるとともに、地震や津波といった自然災害の脅威にさらされています。このため、港湾・漁港の計画や設計を行う上では、これらの自然条件を考慮する必要があるとともに、港湾・漁港の利用者・来訪者が快適・安全、かつ効率的に利用できる環境を構築する必要があります。この際、現状の問題点や脆弱性の評価、改善策の立案や対策効果の評価いった様々なIFを数値解析により明らかにし、適切な港湾・漁港の計画・設計に反映することが私たちの仕事です。また最近では、まちづくりや施設計画においてVR(バーチャルリアリティ)を活用した検討を行い、地域住民や利用者との合意形成を支援しています。

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